こんにちは。
この度、再就職(以前の仕事とは全く関係のない職種への転職)の為にハローワークでの職業訓練を申し込んでみました。
以前の職種とは全く違う事務系の仕事へ転職したく訓練校へ申し込みをしたのですが、コロナによって失業した方も多く、訓練校への入校も簡単ではない状況になっていました。
ひとまず、訓練校の申し込み~面接までの流れをまとめたいと思います。
(現在、訓練校の面接が終了し、結果を待っている状態なので、結果などは後日追記したいと思います。)
ハローワークにて申し込める職業訓練とは
資格や経験などがなく、就職が困難となっている失業者向けの職業訓練校で、主に税金で運営されている為、受講者が必要な経費はテキスト代だけのお得な制度となっています。
訓練内容も幅広く、事務系、web系、医療福祉系、服飾関係など様々な講座があります。
民間のビジネススクールなどの教室が開いている講座なので、授業内容はとてもしっかりしたものになっています。
わたしの所轄のハローワークで申し込める訓練校の一覧はこのようになっています。
少し見えづらいですが、2カ月~4ヵ月と、授業内容によって期間も様々で、事務系でも企業実習付きであれば4ヵ月以上のものが多いです。
この様な訓練校は1ヶ月ごとの開校で、定員も少なく、また申し込みは開校の1ヶ月半前まで、そして選考試験は開校の1ヶ月前となっている為、どの訓練校へ申し込むかは早めに検討する事が大事になります。
(所轄のハローワークのホームページにても確認できます。)
また、雇用保険が受給できる方、受給できない方とそれぞれに職業訓練の支援制度があり、この2つに分けられます。
①離職者等再就職訓練・・・雇用保険の受給者が対象
②求職者支援訓練・・・雇用保険を受給できない方が対象
講座の内容等は重なる部分もありますが、②の求職者支援制度の講座数は①の離職者等再就職訓練(上の写真の講座)と比べてやや少なめです。
雇用保険を受給できない方に関する職業訓練の制度は今回初めて知りました。
②の求職者支援訓練に申し込める方にはいくつか条件があるので、①と②とそれぞれの特徴を書いていきたいと思います。
① 離職者等再就職訓練(公共職業訓練)
雇用保険に加入していて失業手当の受給をしている方が対象のもので、失業手当の受給期間が1/3程度残っていれば受講日1日につき500円の支援金も支給されます。
また、訓練期間中は雇用保険の当初の受給期間が訓練終了まで延長されるので、失業手当を貰いながら訓練校へ通い続けることができます。
受講料もテキスト代だけで済み、交通費などの給付金も併せて受給できるので、再就職へ向けた経済的負担はとても少なく済むので、
新しい職種へ挑戦したい方、安定した職種へ就職したい方は一度検討してみても良いかと思います。
また、一人親世帯はそれぞれの講座に一定数人数が確保されていたり、託児所付きの講座もあったりなど、家庭の状況に応じて選ぶこともできます。
② 求職者支援訓練(雇用保険が受給できない方)
雇用保険が受給できない失業中の方へ向けた制度で、公共職業訓練と同様にテキスト代のみでほぼ同じような講座を受講することが可能です。
また、この講座を受けている間は職業訓練受講給付金という名目で月額約10万円の生活支援金の給付があります。
しかし、この職業訓練受講給付金に申し込めるのは収入や預金などの一定の条件があり、その条件は以下になります。
となっています。
収入や預金が少ない方を助けるための支援制度となっています。
この条件に当てはまるのであれば、こちらを利用して職業訓練を受講して次の安定した就職につなげることができればとても助かるし、また月額で生活支援金の給付があるのはとても魅力的だと思います。
今回の転職活動において、就職に意欲があるけど資格や経験がなくて困っている人を助けてくれる制度はたくさんあるんだと知る事ができました。
失業保険の給付が終わっていたり、今までに雇用保険に入っていなくて失業手当がもらえない方にとってもとても助かる制度です。
職業訓練へ申し込むまでにする事
2つ前の就職活動開始しました☆という記事にも書いたのですが、職業訓練へ申し込むまでにはstep1~5までを終えてやっと訓練校への申し込み、選考試験へとつなげる事ができます。
行きたい訓練校が見つかればすぐにこの行程をすすめていく方が良いです。
簡単にまとめますと、(すべてハローワーク内で行います)
step1 職業相談にて訓練校の受講の必要性が認められる
↓
(step2 雇用保険の受給がある方は受講中の職業訓練受講給付金について説明を受ける)
↓
step3 『ジョブカード』を作成する
※この『ジョブカード』が以前にはなかったもので、自分自身の職歴を振り返ったり、今後の転職へ向けて整理するにはとてもよかったです。また、このジョブカードを持参して民間のオムロンエキスパートリンク(株)へキャリアコンサルティングも必ず必要になります。
このキャリアコンサルティングの担当の方との面談で職業訓練へ向けた志望動機をまとめる事もできました。
↓
step4 完成したジョブカードを持って訓練校受付窓口にて受講申し込み用紙をもらう
↓
step5 受講申し込みを記入し受理してもらう
ここまでが、ハローワーク内で行うことになっており、その後の選考試験の日程調整、または選考試験日前の学校の説明会などは各自で学校へ連絡をとり調整することになります。
訓練校で行われる選考試験に必要な物は
を持って面接へむかうことになります。面接担当者へ渡すものは応募票と質問シートでした。
選考試験の日時が確定すれば、そこへ向けて志望動機の確認、自分自身の性格、就職への意欲をまとめて、選考試験に備えることをおすすめします。
(わたしは選考試験の面接でうまく答えられずに後悔しました。。)
訓練校は誰でも合格できるわけではなく、人気のある講座などは倍率も高くなっているのでしっかり面接対策をすることが大事です。 (;^ω^)
職業訓練は就職が目標になっているため(税金での運営となっているため、より就職への熱意が必要にはなります)、面接では就職の意欲を示すことがとても大事になります。
じっくり受講したいコースを選んで、その受講したいコースの説明会にも参加し、面接対策をしていくのがおススメです。
ジョブカードとは
訓練校を申し込む人が必ず必要になるのがこのジョブカードです。(上のstep3)
今までの学歴、職歴を振り返り、現在の志望している職種や適性なども踏まえて、今後のキャリアプランを作成するための所定の用紙になっています。
わたしはハローワークにてこの書類をもらいました。
この冊子の中にある職歴、資格(現在所有している)、学歴(履歴書に記載するようなもの)、キャリアプラン(再就職後の目標)の4枚のページを記入し、キャリアコンサルティングを受けました。
(キャリアコンサルティングを受けるのにも事前予約が必要です。訓練校の締め切り前は予約が混み合うので早めの予約をおすすめします。)
この冊子の中には適性を知る為の自己理解、価値観、強み、弱みなどもいくつかの質問に答えて、ある程度自分に合っている職種が分かるようになっており、自分自身の本当にしたい事や向いている事を再認識するにもよい機会となりました。
ホームページにての作成も可能であり、こちらに詳しくのっていますので、興味のある方はご参照ください。
↓↓↓ (厚生労働省の管轄するジョブカード制度総合サイトとなっています☆)
今までの職歴の振り返りや、自分自身の希望する職種への適性、自分自身の性格など、分かっていなかった部分などもキャリアコンサルティングを受けるうえで認識もできたので、今後の目標を考えるには良い仕組みになっていると思いました。
まだ、わたし自身はそこまで意欲が高いわけではないので、事務系の職種に対してもなんとなく、という感じで考えていましたが、キャリアコンサルティングの担当の方との話で、少しずつイメージができてきた面もありました。
訓練校の申し込みまでに必ずキャリアコンサルティングを受けなければならず、とても煩わしさも感じたのですが、キャリアコンサルティングを受けてみると、自分自身の考えも整理でき、コンサルティングの方からのアドバイスなどもあり、少し次の仕事へ向けての意欲も出てきました。
さいごに
職業訓練を考えている方は、受講したい訓練内容が見つかればすぐに申し込みする事、そして面接対策をしっかりする事が大事だと今回学びました。
わたし自身は、就職活動を始めると、やはり約1年半のブランクをとても感じることが多くあり、また全く違く職種への転職でもあり、とても不安も大きくなってきている状況でもあります。
以前の退職した時のことを思い出して少し泣きそうになったりなど、まだやや情緒不安定だな、と自分で認識することもあります。(;^ω^)
なので、あまり欲張らずに、できる事、したい事をやっていくのがわたしには合っているような気もするので、訓練校へ行く場合でも行かない場合でも、少しずつ、少しずつ、以前とは違うこと、今後につながること、をやっていきたいと思います。
ブログももっと分かりやすく、他の興味のある分野についてもまとめていけたらなぁ、と思ったりしています。
(本当に1年半はずっと休んでいて、これといって何もしていなかったので。。でも、苦しんでいた時期も長かったので、ゆっくり自分に休養を与えた期間だと思っています。)
今も不安でいっぱいですが、メンタルトレーニングもしながら、好きなことをしながら、自分を大事にしながら、少しずつ進んでいきたいと思います。
長くなりましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
、
コメント