ハローワークの職業訓練を終えて。【学んだ事&取得した資格】【終了後の失業手当について】

社会保険

こんにちは。

約4か月間のハローワークでの職業訓練が終わり、職業訓練でわたしが通ったコースで学んだ事や取得した資格、コースが終了した後での内定状況などを経験を踏まえて簡単にお話したいと思います。

まだ、就職先は決まっていないため、今月はみっちり就職活動をする事になります。

来月までには内定をもらいたいと思っているのですが、再就職の厳しさを感じているところです。

 

 

通ったコースは?学んだ内容は?

 

わたしが通ったコースは総務・経理事務実践科(企業実習付きコース)でした。

主に経理について学び、総務事務や労働関係に関する法律、労務手続きについても学び、パソコン基本操作、ビジネスマナー、面接対策についても講習がありました。

講義の割合としては、

経理・・・5割(日商簿記3級、2級の商業簿記、弥生会計を用いた実務演習)

総務・・・3割(労働基準、労災保険、社会保険の手続き)

パソコン基本操作・・・2割(Word文書作成、EXcel表計算、関数)

ビジネスマナー、面接対策・・・1割(ロープレによるビジネス場面での応用、面接練習)

となっていました。

企業実習は最終月の1ヵ月間あり、学校より指定された会社にて事務経験を積むことができました。

 

 

 

コースを終えて得た資格は

 

商業簿記の勉強を開始し、約2カ月で日商簿記3級を取得、約3ヵ月で日商簿記2級に合格することができました。

(日商簿記2級の工業簿記についてはコースには含まれていなかったのですが、追加で希望者のみ講習を受けることができ、クラスの数名で受講していました)

 

日商簿記3級の勉強時間は70~100時間程度でしたが、日商簿記2級はとても難しく200時間程度を要しました。

学校での授業だけでは理解するのが難しくかったので、自宅でYouTubeを見て更に勉強する時間を作っていました。

その甲斐もあり、合格することができ、合格が分かった時は頑張ってよかったな、と思った瞬間でした。

 

現在、日商簿記検定3級、2級はネット試験も開始されており、いつでも受験できるようになっているので何度もチャレンジするのもアリだと思いました。(筆記試験よりはネット試験の方が難易度は低くなっていると思いますが、時間はあまりないのでその点は注意が必要です。簿記ネット試験に対して注意点を書かれているサイトも多いので、受験される前に読まれていた方が良いかと思います。)

 

 

コース終了後のクラスメイトの内定状況は

 

約20名のクラスで、コース終了時には合計9名程度の方が就職先が決まっており、他の11名は現在も終了後も就職活動をしている状況です。(就職内定者のうち、正社員での就職は2名程度で、7名は契約社員は派遣社員となっています。)

事務職の求人倍率が高い影響もあり、簡単には正社員で就職できない状況でもあります。

わたしは事務の経験はないのですが、正社員での求人を探しているため厳しい状況でもあります。

経験や資格がなければ派遣社員や契約社員の求人に応募すると比較的内定も貰いやすいので、派遣社員での就職も考え始めています。

 

おススメの求人サイト(個人的BEST2)

 

わたしはハローワークで主に求人検索をしていたのですが、数ヵ月前からインターネットでの旧人検索もするようになり、いくつかおススメの求人サイトがあるので紹介したいと思います。

(高校または専門学校卒業、事務未経験者のわたしの意見です)

 

1. Indeed

ややサイトの見にくさはありますが、他の求人サイトとも連携しているので、求人数や目的にあったものを探すのにはとても向いていると思います。

 

2. エン転職

サイトも見やすく、応募もしやすいです。

他の求人サイトと比べ高校卒業や未経験でも応募できる求人数が多く感じました。

 

他に、リクナビNEXTや、Dodaも利用したのですが、大学卒業の応募資格や実務経験を問われる求人が多かった為、わたしの経歴ではあまり利用価値がなかったです。

大学卒業、事務経験者であればどちらもおススメなサイトです。大企業も多く、福利厚生も良い会社が多いので、労働条件や高収入を目指している方にとってはとても良いかと思いました。

 

 

職業訓練終了後にもらえる終了後手当とは・・?

 

失業手当をもらいながら職業訓練に通った後にも就職が決まっていない等の一定の条件を満たせば上限30日間の失業手当と同額の終了後手当がもらえます。

 

終了後手当とは・・・雇用保険法の受講指示(ハローワークにての職業訓練の指示対象者)にて公共職業訓練等を終了された方が、職業訓練を受け終わってもなお就職が困難な状況にある場合に、終了後の失業している日(上限30日分)について、所定給付日数を超えて基本手当を受給することができるもの。

 

一定の条件とは

◇ 受講したコースに関連する職業の就業にいたっていない

◇ 失業手当の残日数が30日以下

◇ 複数回の就職活動実績がある(2回以上の関連職種へハローワークからやネットから応募)

◇ 地域における希望職種の労働力需給の状況が厳しいこと

となります。

上記4つに当てはまれば終了後にも失業手当が約30日間追加してしてもらえる事になります。

とくに大事なのは、複数回の就職活動実績だと思います。

訓練期間中にも失業手当の延長がありますが、訓練終了後にも更に追加でもらえるので、とても手厚い社会保険だと思います。

失業者にとっては本当にありがたいです。

 

 

最後に。(ブランク明けの就職についての個人的感想)

 

 

職業訓練にて簿記の資格を取ってもなかなか簡単には就職内定までいかない現状です。

わたしの場合は約1年半のブランクもあること、また未経験の分野でもあることから更に就職が難しいとも感じています。

わたし自身の希望している条件も限られているため、どの程度条件と仕事内容が自分に見合っているかを判断するか、というところが難しくも感じています。

 

(未経験だけど経理事務で働きたい、ある程度の月給がないと生活できない、等もあり、簡単に条件を下げれる状況でもないというのもあります。)

 

 

わたしの場合はまずは、働くことが目標でもあるので、内定目指してこれからも就活をがんばっていこうと思っています。

 

できる事からはじめられる、無理をせずにできる、という事を念頭において、体調を崩さずにできる仕事、職場を見つけたいと思っています。

 

ブランクが長いとなかなか採用する側にとっても難しく、自分自身も引け目に感じてしまうところがあるので、休んでいる間にもっと色んなこと(パソコン教室に通うなど、事務に必要なスキルを身に付ける、今後に役立つ資格を勉強する)をすればよかったなぁ、という後悔もあります。

 

この経験を次に活かしていけるよう、同じ立場の方がいたらアドバイスできるよう、今後に繋げていきたいと思います。

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。(^^)

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