~わたしの経験したうつ病の話~【約1年3ヵ月の無職生活をふまえて…】

わたしのうつ病のはなし

こんにちは。

パソコンが苦手でなかなかブログ更新できませんが、私の今回の経験を踏まえて、うつ病の事、その後の復職に向けた社会的支援を受けた事など、発症から現在までの経過をまとめたいと思います。

 

うつ病発症後から退職~現在までの経過

私は、去年の5月中旬にうつ病を発症し、会社を退職する事になりました。

精神的にもきつかった会社を退職できた当初は、スッキリした気持ちもありつつも、申し訳ない気持ちもあり、また、そうなってしまった自分自身を責めてしまったりなど、いろんな感情の波を経験しました。

そこから、2回の引っ越し(一人暮らしから家族と同居、シェアハウスへの引っ越し)、現在の状態、今後について、などこれまでの経過をまとめます。

 

在職中にうつ病になり、その後退職へ(2019.5月~)

 

在職中にうつ病を発症し、出勤する事ができなくなり、在職中から傷病手当金の受給が始まりました。

休職中に復帰か退職かを考え、退職後も傷病手当金を受給できるなら、退職する方が職場を気にすることもなく、復帰を急ぐこともないと思い、退職を決意し、休職したまま、6月末での退職となりました。

そして、退職後も継続して傷病手当金を受給をしていましたが、一人暮らしをする事が精神的に難しくなり、姉との同居をする事になり、引っ越しを決意しました。

 

家族との同居を開始、関西から関東へ引っ越し(2019.11月~)

 

一人でいると考え込んでしまう事が多い事、そして寂しさをとても強く感じてしまう事もあり、東京に住んでいる姉を頼り、一緒に住む事になりました。

傷病手当金を貰ってはいるものの、姉と一緒に住む事で経済的負担が少なくなり、少し心に余裕を持てるようになりました。

姉との同居生活では、家事などできる事をして過ごしていきました。ゆっくり過ごす目的もありましたが、東京のせわしない空気にストレスを感じてしまう事もあり、今後東京で働けるのかと自問自答する事もありました。でも、姉との同居で生活費を負担することはほとんどなく、家事をする事で生活はできていた為、姉に頼った生活が続きました。

そうした生活が続いていたところ、本当にこのままずっと姉に頼り切ってしまうのは良くないと思いも芽生え始めました。そして、今後は社会で働ける様になりたいけど、でも東京で働く自信はない、でも家族とも近くに住んでいたい、でも働くなら以前住んでいた関西の方が働けそう、などの考えでなかなかまとまらない状態でした。

 

ひとまず、働く前にできる事として、姉に頼ることなく、傷病手当金のみで自分で生活し、経済的に自立した生活を目指しました。

傷病手当金のみで生活するとなると、まず支出を抑える事を考え、まず家賃を低く抑える事ができるシェアハウスでの生活を始める事にしました。

シェアハウスを探していると、ある程度の大きさの個人部屋、ハウス内の人数が少なめ、交通の便がいい、家賃を予算内に、という点に加え、関東よりも関西の方が働くことができる気がして、再度関西へ引っ越す事になりました。(;^ω^)

 

関西へ引っ越し、シェアハウスでの生活を開始(2020.5月~)

 

新型コロナウィルスの流行時期ではあったものの、少しずつ感染者も減ってはきており、このタイミングでの引っ越しを決意しました。

引っ越し後すぐに緊急事態宣言も明け、新生活に必要な物品などの買い出しにも行くことができました。

自分自身でいろいろ決断して、そして行動している、という点で、少し充実感を味わうこともでき、家族以外との会話もあり、前向きな気持ちになりました。実際に行動するまでは家族と離れる不安もあったけど、シェアハウスに移ってよかった、と思うことができました。

そのシェアハウス生活もしばらくすると、他のシェアメイトとの会話や生活などから、楽しいだけではなく、また色々と考える事も増えてきました。

シェアハウスでは、20代の方が多く、皆働いていて、少し働いていない自分に落ち込む事もありましたが、家族と同居しているよりは自立している、と思い、少しずつ進んでいると自分自身を肯定するようにしました。

そして、今後の生活を考え始めるようになり、傷病手当金の受給を終了し、簡単なアルバイトから始めようか、近所で短時間で働ける所はないか、出来るアルバイトから始めようか、など、少し気持ちに変化がありました。収入は格段に減るけど、何もしないよりは良いか、などを考え始めました。

近所で働きたいお店が見つかり、尋ねてみたものの、お店の希望している年齢などもあり断られ、また一から探し始める事になりました。

この年齢(30代後半)で、独身で、そしてこういった病気になり、働けないでいる自分にまた落ち込んだり、、せめて夫がいれば、等を考えたりする事もありました。

でも、病気になった時に支えてくれた姉がいる、心配してくれる弟もいる、などを思い、また両親、兄弟に心配かけず、就職した姿を見せたい気持ちにもなり、アルバイトではなく正社員として働こうとの思いに変化していきました。

しかし、以前の職場で精神的にきつくなった事もあり、同じ職種に就く事はとてもしんどい気持ちになり、以前から興味があった事務系の仕事に就きたいと思いましたが、私自身に合っているのか、本当にできるのか、などまた不安や疑問が頭の中を覆ってきました。

そこで、開き直りの気持ちや、自分自身の状態をしっかり受け入れる事も大事だと思い、障害者職業訓練センターにて適職検査や職業相談を受ける事にしました。

 

障害者職業訓練センターへ行って(2020.6月下旬~)

 

前のように社会生活が送れるのか、就職できるのか、私自身に合った職業はあるか、またストレスを感じて仕事を辞めてしまう事にならないか、など、たくさんの不安を抱えながら障害者職業訓練センターへ行きました。

担当者が前職での仕事内容、人間関係、退職するまでの流れなど詳しく聞いていくれ、また、客観的にみた性格なども教えてくれました。約3回に分けての面談、検査、検査結果を踏まえた職業や生活のアドバイス、という流れでした。

適職検査の結果などから、事務系の仕事は出来そうであるという事、コミュニケーションに関しては問題ない事、頼まれると断れない性格だから無理をしない事、などのアドバイスも貰うことができました。

仕事ができそうだという事と、センターの担当者との会話で少し自信を持つ事ができ、将来の仕事について少し前向きに考えるようになっていきました。

 

簿記、社労士の資格取得を目指して(2020.7月下旬~)

 

今後の事務系の仕事をする上で、ある程度の資格取得をして少しでも自分の自信につなげたい事、また職業選択の幅を広げたい事、実生活でも活きる資格を取りたいと思い、現在、資格取得に向けた勉強をしています。

4月頃から、YouTubeやAmazonkindleなどを利用して、簿記初級の勉強を始めてみました。YouTubeが分かりやすくまとまってはいるものの、なかなか勉強を続けることが難しく、まず初級の試験を受ける日を決めてしまおうと思い、初級試験を受ける日を決め、そこに向かって勉強を始めました。

が、なかなか勉強に身が入らず、7割で合格の比較的簡単と言われている簿記初級の試験に落ちてしまいました。

独学での難しさも実感し、資格学校へ通学を考え始めました。

以前の職場を退職した時や、退職後の生活において、今回改めて日本の社会保険制度に助けれた自分がいた為、社会保険について勉強したい、また、私のように同じ状態になった人に対して寄り添ってあげたい、経験を踏まえての提案ができるようになりたい、との思いから社会保険労務士の資格にも興味があり、資格学校での社会保険労務士資格取得を目指し、資格の予備校に入学する事を決意しました。

そして、7月下旬頃から、週に1回通学し、現在は社会保険労務士の勉強をしています。社会保険労務士の試験は年に1回なので、これから来年の8月までの詰め込みに勉強が続きます。

今、勉強を続ける中で、本当に自分にこの仕事ができるのか、そもそも勉強を続ける事ができるのかが不安ですが、何もしていない生活が続いていた中で、少しは将来に繋がっている気がすること、そして勉強している自分は好きなので、少しでも好きな自分になれる様に勉強は続けていけたらな、と思っています。

 

ハローワークでの職業相談(2020.8月下旬~現在)

 

今後、資格の学校やアルバイトだけではなく、きちんと就職をした方がいいのか、という気持ちも出てきました。

わたしは、在職中から傷病手当金受給し、現時点で合計約1年3ヵ月が経過しています。

傷病手当金の支給は最大で1年6か月という上限があり、その期限に近づいてきたこと、社会との関わりを増やしたい事、社会人として自立したいこと、しっかりお金を自分自身で稼ぎたい事、などから、傷病手当金の支給が終わる前にハローワークにて職業検索をし、職業相談にのってもらいました。

まず、事務系での職業検索をしていると、経験者優遇が多い事、加えて簿記3級、2級の知識を持っている人を企業が求めている事などが分かりました。

現在勉強している社会保険労務士に関しては、社会保険労務士事務所の求人もあり、募集内容は、社会保険労務士勉強中の方優遇と記載があったので、その求人も資格取得に繋がるかもしれないと考えているところです。

しかし、退職後から約1年強が経ち、無職生活が長く、すぐにフルタイムで働く怖さや不安が強くもあります。

生活リズムは整ってきており、夜は12時までには就寝、朝は8時までには起床しているものの、フルタイムで働くとなるともっと早い時間の起床、出勤の準備など、自分自身が対応できるのか、と考えてしまいます。

また、いろんなストレスに対応できるのかどうかも不安になります。

フルタイムでの完全な就職の前に、ハローワークが主催している求職者職業訓練に応募して、まずは職業訓練校へ通い、生活リズム、社会との関わり、職業訓練での事務スキルを身に付ける方が、わたしの社会復帰の流れとしては良いのではないかと考え、まずは、11月から始まる職業訓練校へ応募してみようと思っています。(現在9月9日、応募締め切り9月16日)

失業保険への切り替えやハローワーク主催の職業訓練校についての経験は、また次のブログで記載したいと思います。

 

約1年3ヵ月の無職生活を振り返って

 

退職した当初は、退職出来てよかった、ゆっくりしよう、と思えたものの、しばらくすると、このままどうしようかと不安になり、でもせっかく社会保険で傷病手当金を貰っているから、その間に自宅でできる仕事、ブログなどを始めていきたいと思ったものの、パソコンが苦手すぎる、プログラミングって何?というレベルの私にはなかなか難しく、進めずにいました。

そして、気持ちの波もあり、落ち込んだり、攻撃的になったり、孤独感を感じたり、自分が自分ではないような感覚になったり、とても色んな感情になり、そして不安にもなり、、

家族の近くにいきたいとの思いで姉と同居し、家事全般をして日々過ごしていきましたが、時間がある日中もダラダラ過ごしてしまったり、ただ今後どうしよう、と考えるだけでこれといった行動には移せておらず、、

今、振り返ってみると、姉と住んでた頃の日中の時間をもっと有効活用できたらよかった、と反省があります。

姉と住んで、不安は少し減った事、孤独感は感じなくなった事、少しずつ自分自身を取り戻せてはいきました。ただ将来については、どうしよう、どうしよう、と悩んでばかりで、実際に行動していくまでには時間がかかりました。気を紛らわす為にも、その時から簿記の勉強をしていてもよかったな、と少し後悔はしています。(今だから言えることですが。)

 

そんな反省もありますが、そもそもの病気の事を考えると、まずは

・自分を大切にすること、

・生活リズムを整えること、

・散歩など軽い運動をすること、

などで充分な気がします。自分に対しても求めすぎると疲れるから、求めすぎないようにする事も大事です。

退職した事や、働けなくなった事に対して充分落ち込んで、苦しい思いをしてきた自分もいます。ダラダラしてただけではなく、苦しい生活からどうにか抜け出そうと頑張っていたと思います。

まだ少し波はあるので、通院も続けようと思っていますが、次の一歩としては職業訓練校に通い、その後は就職すること、資格の勉強を続けること、をがんばっていけたらと思います。

そう思えるまでに本当に時間がかかりました。将来の事を考えない様にしてました。働きたくない気持ちの方が大きく、家族は働くように言うけど、私自身は休ませて欲しいのにそれを分かってくれない事への葛藤など、本当にいろんな感情を経験してきたと思います。

自分を大事に、無理をせず、逃げたい時は逃げて、そんな自分を認めて、それを忘れず今後の転職活動、就職へ活かしてしていきたいと思います。

この経験をして良かったと次に活かせる様に、、またこの経験が誰かの助けになるように、、ブログでも発信していけたらと思ってます。

 

 

(パソコン苦手で全然進んでなかったブログですが、マナブさんとりゅうさんの動画でのブログ講座がとても分かりやすく、初心者でも簡単に、そして楽しくブログが書けるようになりました。本当にありがとうございます。それでもまだ分からない所などもあるので、動画講座で勉強しながら、少しずつこのブログもグレードアップして見やすくしていけたらと思います。(^^♪)

 

 

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