障害者職業訓練センターに行ってみて【うつ病治療後に復職へ向けて動き出したはなし】

わたしのうつ病のはなし

 

こんにちは。Keikoです。

現在、うつ病を発症して約1年弱経過しました。

今後はちゃんと定職に就けるのか、またどんな仕事が自分自身に向いているのか、色々な事が気になり、不安を抱えながら障害者職業センターへ行ってみました。

 

障害者職業センターとは

 

障害者職業センターとは、身体や精神に障害をもった人が職業を紹介してもらったり、就業へ向けたアドバイスや訓練を受講することが可能で、

精神的な理由で職場を離れてしまった人へ向けた復職プログラムも行っている公的機関です。

私自身も今後の再就職が不安な事もあり、また精神的な理由から退職してしまわないか、復職や適職について相談をしたいと思い、面談予約をとり障害者職業センターへ行ってきました。

 

復職に向けた職業訓練センターへ行ってみて

 

まず初めに担当者との面談があり、その後手指の巧緻性検査や計算問題や文章問題を含めた読解力検査、集中力を見る検査を受けました。

検査から約1ヶ月後、担当者から検査結果の説明を受け、自分自身の性格、適職に関して客観的な見解を話してもらいました。

検査結果を聞くまではとてもドキドキで、私はどういう状態なのかがとても気になりました。

検査結果としては、標準レベルもあれば、少し平均以下もあったり等で、様々ではあったのですが、思っていたよりは悪い状態ではない事が分かり少し安心しました。

また、性格検査では、自分自身の性格を再認識できた事、他の作業を含めた手指の巧緻性検査や数字の認識検査、パソコン入力検査などでは、パソコン入力に実用性が高い事が分かりました。

WordやExcelも使用方法もまだ分からないところも多いですが、ブラインドタッチは出来るので、事務関係の仕事も勧めてもらいました。

私自身も以前の仕事とは全く異なる事務関係の仕事を希望していたので、今後は事務関係の仕事にも進んでみようかと目標が出てきました。

私の性格では心配性であること、他人と比べてしまいやすい事、頼み事は断れない事、その他の検査では数字の間違いがある事、文章入力で少しミスがある事、など気を付ける点も教えて頂きました。

 

検査の内容は?

 

手指の検査としては、小さいネジをしめる作業、分解する作業、蛇口を組み立てる作業、分解する作業、穴に入っている小さい棒を掴んで別の穴に移動させる作業、その棒をひっくり返して穴に移動させる作業、などがありました。

時間内にどの程度できるか、また1回目、2回目、3回目と同じ作業をし、作業効率の向上なども確認していました。

文章能力や計算問題などの筆記試験は、厚生労働省職業適性検査(GATB)を用いて、円の中に点を打つ検査や同じ図形を探す検査、文字や数字の間違いを探す検査、文章を完成させる検査、同義語反対語を見つける検査などの問題を解いていき、検査毎に時間が決められていました。

厚生労働省職業適性検査で検査すれば詳細も出てきますので、下にリンクを貼っておきます。

厚生労働省編 一般職業適性検査 (General Aptitude Test Battery: GATB)|労働政策研究・研修機構(JILPT)
厚生労働省編 一般職業適性検査 (General Aptitude Test Battery: GATB)

普段使ってない頭を使ったり、時間制限もあることから焦ってしまったりしたが、この検査によって知的能力、言語能力、数理解力、運動能力、手先の器用さなどが分かる為、今回検査を受けてみてよかったと思いました。

私は、知的能力、言語能力(語意検査や文章完成検査)などが平均以下であったので、日常的に活字に触れるようにしたり等、もう少し言語能力も高めていきたいと思いました。

現在は無職状態が続いていて、人との関わりも少ないので、外に出る時間も増やしていきたいと思っています。

障害者職業センターの目的

 

現在、休職していて、同じ職場に復職する人の為のプログラム、身体障害がある人の為の職業訓練、精神障害がある人の為のグループワークなど、様々なプログラムがあり、その方に応じたプログラムで通所する形になっているようです。

対象は、疾病などにより休職してしまった方、身体障害者、知的障害者、精神障害者、高次脳機能障害などを対象としています。

復職プログラムは、同じ状態の人と状況を話し合いながら状態を認識し、今後に向けて定期的に通所して生活リズムを徐々に整え、徐々に社会復帰に向けて動いていく体制になっていました。

また、その他にも、発達障害や高次脳機能障害も方も、グループワークや研修などを通して、その方に合った職業を見つけたり、就業先を見つけたり、コミュニケーション能力を高めたり、様々な事ができるプログラムがありました。

私は現在退職していて同じ職場に復職するのではなく、新しい職場を探している為、私自身の状態に合うプログラムは無かったのですが、この様な公的な施設で様々な相談やプログラムが受けれるのはとても有難いことだと思いました。

 

もしも、障害を持って困っていて、今後どの様な職場に就くか、またどの様な職場があっているかを、作業や研修を通じて探していける場所があるのは、とてもいいなぁと思いました。

病気をきっかけにいつどの様な障害を持つかは分からないし、もし障害を持って就業に関して困っている方がいたら勧めたい公的機関だと思いました。

全国的にこのような施設はあるようなので、近隣で探すことも可能です。

こちらもリンクを貼っておきます。

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自分自身の適職や性格を聞くことで、改めて認識することができ、次のステップへ進みやすくなりました。

 

今後の生活、仕事について(個人的な目標)

 

無職状態が長く続いているので、生活リズムを整える事、外へ出る時間を増やすこと、体力をつけていく事をまず目標にしたいと思います。

 

そして、現在も傷病手当金の生活で、この生活が1年弱続いているのに特に何もしていなかった今までの事にも後悔したり、反省したりもしているのですが、今後は次の仕事に向けた準備をしていきたいと思っています。

事務関係の仕事をする為に、簿記の資格なども検討中で、今回、日本の社会保険に助けられた事もあり、社会保険労務士の資格取得も検討中です。

 

まだまた、不安になったり、自分自身のダメな部分を見てしまったり、人との繋がりが薄く寂しく感じてしまったり、誰かと繋がっていたい感覚があったり、誰かに私の気持ちを分かってほしいけど分かってもらえない様な、あまり説明できない気持ちにもなりますが、

ほんの少しでも、今できる事、無理をせずにできる事、ささいな事でも行動していって、

将来働いている自分を想像して、将来幸せな自分を想像して、

私を心配してくれている人、応援してくれている人を想像して、

私もいずれ誰かを助けれたりする事ができるよう、少しずつ前に進んでいきたいと思います。

日本は社会保険がしっかりしているので、意外と心配はいらないと私は思っています。(もちろん税金をしっかり納めてこそではありますが。また、その社会保険も上手に使う必要があるので注意点もあります。)

困っている方は、思う存分社会保険制度を利用して欲しいと思います。

 

そして辛い日々が続いても、いつかは明るい日々がくると信じて、少しずつ、その人その人のペースで進んでいけたらいいんじゃないかと思っています。

(自分自身にもそう言い聞かせています。笑)

 

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。

文章を上手にまとめる事ができませんが、伝わる事や、少しでも役立つ事を書くことができたらいいなぁ、と思っています。

わたしが利用した社会保険制度についても、これからまとめていきたいと思います。

 

 

 

 

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